呪われた海賊バルボッサとの闘いを乗り越え、再びブラックパール号の船長となったジャック・スパロウ。 しかし最近なぜか様子がおかしい。彼は13年前、ブラックパール号を手に入れる為、幽霊船フライング・ダッチマン号の船長デイヴィ・ジョーンズと“血の契約”を交わしていて、その契約の刻限が迫っていた。 一方、ウィル・ターナー(オーランド・ジョーンズ) とエリザベス・スワン(キラ・ナイトリー) が婚約の儀を交わそうとしていた直前、 ベケット卿が現れ英国に対して罪人であるジャック・スパロウ (ジョニー・デップ) を逃がした罪で縛り首を宣告されてしまう。 それを逃れる為の条件として、ジャックを捕まえに行くのだが...

前作の続編で、緊張感あり・笑いありの前作よりもコメディー要素を多く含んだ超大作娯楽映画です。ストーリーは、前作ほどの練った構成では無く、無理やり続編を作った様な印象でした。 カット割りやカメラアングルは前作同様見せ場を上手く演出していました。
今回は上映時間が151分ということもあり、内容が盛りだくさんで、何種類ものアトラクションを見ているようにも思えました。 前作に比べてジャックよりもウィルに焦点を当てた作品になっていましたので私としては、少し残念でした。