ガイ・リッチー監督・脚本によるクライム・ムービー。 一攫千金を狙う４人の若者を軸に、ギャングやマフィアが入り交じるテンポの良い巧妙なストーリー。 ロンドンの下町に生きるエディーが仲間３人から金を集め、ギャンブルに投資するが惨敗してしまう。 多額の借金を背負い１週間以内に返せなければ指をつめると脅迫される。途方にくれる彼らが偶然隣人の強奪計画を耳にする。 最後に笑うのは誰なのか？！

ガイ・リッチー監督のデビュー作ですが、いろんなジャンルからの出演者は個性的で良いと思います。 今作が映画初出演となるジェイソン・ステイサム（元飛び込み選手）は見た目・声が渋くつい見たくなってしまいます。 スティング（歌手）も圧倒的な存在感と目のすさんだ悪おやじを見事に演じています。 演出はガイ・リッチー監督らしく、登場人物が多いにも関わらず個性を潰すことなく上手くまとめていて、かっこいいカメラワークにはただ見惚れてしまいました。 内容はギャング映画らしく過激で緊張感のあるシーンもありますが、ユーモラスでコメディータッチな作品です。
個人的に特におすすめです。